どんな決断も痛みが伴うもの
人は皆、苦しみを抱えている。
私には一人親友がいるのだが、その人がさっき、その人にとってすごく大事な決断をした。
とても苦しそうだが、私はどんな状況でも彼女を信じて味方でい続けよう。
私は、大学2年生の夏合宿まで競技ダンス部という団体に所属していた。
彼女とはそこで出会った。
高校時代にサッカー部を途中で辞めたことが、それまで挫折経験のなかった私にとても大きな傷を残したことが心の中にあったのと、
(その後所属した山岳部ではとてもいい思い出ができたのだが)
一生付き合える友達が欲しいなと思い、大学で競技ダンス部に入った。
しかし、競技ダンス部は想像以上に過酷で、授業以外のほとんどの時間をダンスに費やすことが求められた。
同期や先輩は、ダンスを愛している人間が多かった。
でも、私はやっぱり、ダンス以上に本を愛していた。
そして、2年の5月くらいに、私は競技ダンスに大学生活を捧げることはできないなという結論に至った。
しかしどうしても逃げたくはなかった。
だから、誰よりも努力して、後悔しないと言えるまで練習した。
そうして、競技ダンス部を辞めた。
たくさんの思い出が残った。
後悔しないと言い切れるまでやったけれど、それでも夜中に一人、どうして私は孤独を選ばなくてはならなかったのだろうと涙出る日もあった。
文章も書けず、ベッドから動けない日もあった。
しかし、私は、もう一度自分の人生を生きるとしても、このように生きるだろう。
色々な失敗をして、それから、その上で、もっと小説を、本を愛しただろう。
これでいい、前を向いて生きる。
みんなも、前を向いて生きている。
私も周りにいる誰かを幸せにできるようになろう。
今までは、小説を書くことだけを、それなのに書けないでいる自分の悔しさばかりを、考えていた。
やっと気がついた。
それだけでは、いけないということ。
それを教えてくれた付き合っているY
バイト先の先輩のAさん
そしてM
そのほかにも、たくさん(とは言えない笑)大事にしたい人、いるじゃないか。
今あるものをまずは大切にしろ。
本を愛する気持ちは、そんなに簡単に消えるものじゃないだろう?